こもりGW

 GWの最終日である。先週の土曜日から始まったこのGWは、お利口に、ほぼほぼ自宅で過した。一家で4人でずっといると、子どものうるささに耐えきれなくなるような局面も何度かあり、こんなとき通常なら絶対にプールか浴場に逃げていただろうなあ、と思うと、ああ今は非常事態なのだなあ、ということをしみじみと感じた。昨日はとてもいい陽気だったので人口密度の低い公園に遊びにいったのだが、本来ならそこはたぶんプールだったろうと思う。通年営業ではない、半屋外みたいなあのプールは、5月から営業を開始するのだよなあ、などと思って切なくなった。去年のGWは、改元にあたっての10連休と銘打って盛り上がるはずだったのが、天候が全体的に悪くてショボショボした気持ちになったが、今年は天気も大崩れすることなく、わりと5月らしい過しやすい気候だった。でもそれは、どうせたぶんそんなことになるんだろうな、と事前に予想していたのでショックじゃなかった。もうええねん。祝福ムードの10連休は天気が悪いねん。外出自粛のGWは概ねお出かけ日和やねん。わかっとんねん。
 それで長い時間おうちにいてどんなことをしていたかというと、ひとつ前の記事で、図書館が閉鎖されていた話題のときにもにおわせたように、新しく始めようとしていることの準備をしていた。新しく始めようとしていることとはなにかといえば、秘匿したところで仕方ない(そもそもこのブログそのものが秘匿されているようなものだし)ので明かすけれども、ハンドメイド作品の販売である。カッティングマシンを手に入れたことで、ようやく念願の、布に自分の思ったものをデザインする、ということができるようになったので、いよいよちゃんと販売してみようと決意したのだった。というわけでその作品を作ったり、販売サイトへの登録をしたり、作品以外の細々したもの(お礼状や梱包材など)の準備をしたり、なんやかんや作業をしていた。それで、とりあえずの商品は出来上ったものの、備品や写真撮影などがままならないため、開店はもう少し先になりそうだ。ともかく愉しかったし、これからの展開も愉しければいいなあ、と思っている(売れたい)。