フォークダンス父の日

 午前中に車を出し、図書館へ行く。しかし本はあまり借りない。いま、僕の中で読書の熱がだいぶ下がっている。特に小説。人気のある話題の小説とか、そりゃあ読んだらおもしろいんだろうけど、おもしろいからなんだよ、という気持ち。たまにこんな気分がやってくる。周期的なものだと思う。それでこれまで本を読んでいた時間で、トランプのサインの練習をしたり、フォークダンスの音楽を聴いたりしている。本を借りない代わりに、またフォークダンスのCDを何枚も借りた。もう合計でアルバムを10枚近く借りた。ちょっとした第一人者になろうとしている。踊ったことはほぼないが、なんでも訊いてほしい。ポルガはもちろん何冊も借りていた。今回、星新一なんていいんじゃない、と両親で話して、借りさせてみた。読むかどうか判らないが、読んだ場合の反応が愉しみだ。
 そのあとは回転ずしで昼ごはん。ちょっと久しぶり。父の日ということも微妙に関係しているが、しかしこの時期のお鮨というのはどうしたって冬ほどおいしくない。梅雨明け前にして、早くもTシャツ一枚で衣服が完了することに飽きはじめているし、夏はパッパと終わればいいと思う。
 午後はのんびり。子どもたちから父の日のプレゼントをもらう。


 左がピイガからで、クラフト紙の既製の紙袋に、イラストが描かれ、ハートのメッセージカードに「ありがとう」の文字。中にはイラストのほか、折り紙の飛行機などが入っていた。右のトートバッグがポルガで、フェルトをヒットくんの形にカットして、顔を刺繍し、そして貼り付けたもの。


 作る際、ファルマンが見本として刺繍の実演をしてみせたそうで、それが黄色のヒットくんの顔である。それ以外の顔はポルガが自分でやったという。さすがお母さんは上手! すばらしい出来ですね! ちょっと子どもの手によるものとクオリティが違いすぎるんじゃないですか。
 まあとにかく嬉しい。父の日バンザイ。毎日が父の日ならいいのに。
 晩ごはんはポテトサラダと、手羽先を味付けてグリルで焼いたもの。おいしかった。