夏休み序盤

 夏休みを過している。休みが7日間もあると、余裕をぶっこいて間延びしてしまうのが必定だが、今回は決してそんなことにならぬよう、自覚を持って、土曜日も出勤で1日しか休みがない週の日曜日みたいな気持ちで、それを7回繰り返すのだ、そういう密度の濃い1週間を過すのだ、と意気込んでいるのだが、2日目が終わろうとしている今、それがままなっているかというと、うーん、という感じだ。休みの日というのは、どうしたって間延びする。これがこの話の救いになるのかどうかは微妙だが、思えば日曜日しか休みがない週の日曜日だって、間延びしていたじゃないか。7日間あるから、というのは実は関係ない。ただ焦燥感があって、それが緊張感と誤認され、密度が濃かったような気がしていただけだ。そういう意味では、目標そのものは、達成できているといえる。達成できるもなにも、要するに休日の自然体だったのだ。平日にできないことをやらなきゃやらなきゃ、と齷齪しつつも、そう一心不乱にはできず、WEB漫画を読んだり、時間のかかる料理に手を出してしまったりする、僕の。
 前の記事でも書いたが、なにぶん熱中症警戒アラートなんかが発令されている情勢なので、外遊びは完全に選択肢から除外され、そうなってくると子連れで愉しめるスポットというのはかなり限られてくる。初日はまあ、プールだった。実際プールっきゃないのだ。子ども二人を連れ、3人で行った。2日目はどうしたかといえば、これもまたプールだった。ただしこれは僕ひとり。昨日のプールがピイガの世話で自由でなかった分、思う存分に泳いだ。つまり2日連続で、今のところパーフェクトなので、こうなったら7日間毎日行ってやろうかな、とも思うが、別にそれはやろうと思えば普通にできるし、したところでどうってことないので、目標にするほどのことではない。普段、2日おきだったり3日おきだったりで僕がプールに行くと、必ず来ている人というのはいて、たぶんあの人たちは本当に毎日泳いでいるのだと思う。
 そういえば夏休みにしたいこととして、ジョニファー・ロビン活動があった。これまで作り溜めたショーツをジョニファーに穿かせ、写真を撮って投稿するということを、1日じっくり腰を据えてやれたらいいな、と思っていて、そこに照準を合わせ、実はいろいろ仕入れていたのだ。具体的に言うと、紙粘土と、リングライト付きの三脚と、さらにはカメラ機能が優秀なスマホを買った。紙粘土を何に使ったのかは、別記事で述べることにするとして、そうなのだ、スマホを買ったのだ。大きさだけを求めた10インチ超えのタブレットは、やはりカメラをはじめとした諸々の機能の低さ、及び、なによりも「大きすぎる」という理由により、耐えられなくなってしまった。これにより環境が整ったので、明日から本格的に撮影をして、投稿していけたらいいと思っている。これができたら、分かりやすい夏休みの成果だな、と思う。